留学生の不安の種の一つであるルームシェア
未来を背負う若者たちの不安をとっぱらうべく、ルームシェアで経験したことと、その楽しさや注意点を記していきたい。
当時のルームシェア状況
フィレンツェに来て3ヶ月経ったある日、学校経由でアパートから一軒家に引っ越しをした。
理由は、ただ単に他の家を経験してみたかったのと、少し賃金が安めだったからだ。
その一軒家には計5つの部屋とひとつの台所があり、私は2階の小さめの部屋に住むことになった。
かなり古めの排水システム、内装、そしてエアコンは見当たらなかったが中庭の平和さはとても安心できた。
その当時住んでいたのは
ブラジル系アメリカ人のパリピA
お姉さん系フランス人B
かしこドイツ人森ガールC
ダウナー系カナダ人女性D
そしてあたおか日本人(自分)というメンツであった。
正直今振り返ると、これはルームメイトガチャSSRであった。みんな思いやりと常識があった。
時間が合うときに全員で近所のレストランに夜ご飯を食べに行ったりバーで飲んだり、気になる場所にみんなで行ったりした。
この中でも特に長くつるむこととなったのがパリピAだった。
パリピなので行動力がぱない。パリピあるある:すぐ旅行に行く。
かくいう私も旅行は好きなので時間と予算と目的が合えば一緒にGOした。
フィレンツェから、近くの街、サンマリノ共和国、トリノ、ナポリ、パレルモ、サルデーニャ などなど 数えきれない。
旅行ではストライキでフィレンツェに帰れなくなったり、列車を間違えたり、飛行機を逃したり、予約したホテルがオンボロだったり、各地のカラオケバーに行って知らんやつらとつるんだりした。
ルームシェアの注意点
もちろんこの世は諸行無常。
1年いる自分に対し、相手は常に数ヶ月で去っていく。
色々な国の人と住んだが、常識がある人がほとんどだ。
だがたまに絶望的に掃除ができない人がいるということ。これはしんどかった。
朝起きてエスプレッソを飲もうとして1階へ向かうと、共有であるキッチンが生ゴミの山と化している。きつい。くさい。
ひとつ言えるのは、こうした場合、本人にきちっと「嫌だから掃除して」と言うこと。いくら我慢できないからといって自分が掃除してはならない。絶対に。
言うときはさわやかに、後腐れなく言うべき。
「やっほー調子どう?昨日何してたん?へー。。。あ、そうだ、キッチンちょっと片付けて欲しいな〜料理作れないからさ〜ありがとー」
関係をなるべく良好に保つほうが住みやすいからだ。
何回か言ってそれでもダメなら、大家さんに言って、大家さんから注意してもらうしかない。こうなるともう仕方ない。大半はこうなる。言ってすぐに直せる人は少ない。
まとめ:楽しさと辛さ
楽しいこと:一緒にご飯行ったり、飲みに行ける。情報交換できる。一緒に帰れるので安全。会話スキルが上がりやすい。
注意すべきこと:学校が勧めるアパートに住むこと(なるべく)。常識がない行為(恋人連れ込む、深夜に料理、掃除しない、など)にはきちんと意思表示すること。同居人と性格が合わないと大変。トラブルはまず本人と話し合うこと。
一人で住むのもそれはそれで素晴らしいと思うが、私はルームシェアを経験できて本当に良かったと思っている。
ちゃんと払うものには払い、態度よく、文句があるときは抗議する。本当に困ったときは立場が上の人に頼る。
これさえできればなんとかなると思う。
自分は、日本でもルームシェア未経験だった、いや、むしろちょっとネガティブなイメージを持っていたくらいのだが、それはこの1年間のおかげで、楽しいイメージで払拭された。
どうか、これから留学しにいく人たちも、環境をより良く変えるために、とにかく行動して、話し合ってほしいと思う。
